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マツダ、ロシアの販売体制を強化
マツダ株式会社は、ロシアの首都モスクワに現地ディストリビューター(卸売販売会社)の設立が昨年末に認可されたことを受け、今年4月より営業を開始すると発表した。拡大する同国自動車市場での販売体制をさらに強化するため、これまでの現地事務所を同社100%資本のディストリビューターとした。 新会社の会社名は、「Mazda Motor Rus, OOO*(マツダモーターロシア有限会社)」であり、社長には、2004年12月に設立した現地事務所代表のヨーグ・シュライバー(Joerg Schreiber)が就任した。新会社は、マツダブランドの車両・部品の輸入業務および卸売販売、サービス技術指導、マーケティング活動を積極的に行い、同国において急成長している自動車ビジネスに本格対応する。2005年12月末現在、従業員数は20名であり、2006年4月の開業に向け準備を進めている。 (*OOO(オー・オー・オー)は、ロシア語で「有限会社」の意味)
マツダのダニエル・ティー・モリス取締役専務執行役員は、「マツダは急成長するロシア市場において、これまで以上の存在感を示すため、ビジネス体制を本格化させる。新会社は、今後の一層の成功を実現させるため、マツダから全面的にサポートすることを目的に設立した。ロシアの自動車ビジネスの中心地でもあるモスクワに会社を設立することで、各領域に必要な施策を迅速かつ効率的に行い、最大の成果につなげていく」と述べた。
マツダは2003年から本格的にロシア市場に進出しており、Mazda3およびMazda6が高い評価を受け、販売台数を大きく伸ばしている。2004年は前年比4.6倍の8,465台、2005年は前年比2.5倍の21,120台となり、2年連続で最も販売台数が成長したブランドとなった。2006年は引き続き成長を見込み、前年比1.3倍の28,000台を計画している。
【新会社概要】 |